以前、lenovoのノートパソコン(IdeaPad C340)を分解するのに100円ショップダイソーで特殊ドライバーを買って試してみましたが、サイズが合わず断念しました。
今回はその続きです。
前の記事に書いたとおり、パソコンを廃棄するためにSSDを回収する必要があります。個人情報の詰まったストレージごと廃棄するのは危険ですからね。
マイナスドライバーでこじ開けた!
なんにせよ、パソコンのケースを開けなければいけません。しかし、そのネジがトルクスネジという特殊なもので、しかもサイズが小さくドライバーがなかなか手に入らないわけです。(手に入らなくはないけど単品で変えないので高額化)
で、結局どうしたかというと、トルクスネジに無理やりマイナスドライバーを突っ込んでこじ開けたところうまく回りました。
こんな感じでネジにギュッと押し込んで回すと回ってくれました。ネジ穴がバカになる可能性が大きいのであまりおすすめしませんが。
精密ドライバーだと力が入らず回らないネジもあったので、前回購入したダイソードライバーを使いました。柄が太いので力が入ります。ようやくここで貢献できましたね。
外したネジがこちら。ご丁寧にネジ止め剤が塗ってありました。このパソコンは原則分解不可でSSDもメモリも交換できないお約束のものなのでネジも開けないことが前提なのでしょう。
パソコンを分解したがSSDが見当たらない
表側からドライバーを使ってカバーを外します。
御開帳。ようやくご対面できました。...ところが、パッと見SSDが見当たらないのです。普通はここで確認できるはずなのですが。
中央部に金属ケースがあるのでまずはここを覗いてみましょう。
メモリでした。せかっくなのでこれも外しておきます。増設用に使えるわけで。
ざっと見渡してもSSDらしきものがなく、ありえないと思いつつバッテリーパックを外して下を覗いてみました。
やはりなかったです。中央の金属部はタッチパッドの裏側です。
見たことのない大きさのSSD発見
ほんとにSSDらしきものがないのですが、そんなわけはなく迷っていたところ、さっきから気になっている赤矢印の部品をよくよく見ると...
512GBという文字が...。まさかこれがSSD?初めて見ました。このサイズ。NVMeと書かれていますがそういう規格なのでしょうか。
NVM Express規格とは?
調べてみると「NVM Express」という規格らしいです。
シリアルATA (SATA) は主にHDD用に設計されたものであり、その限界転送速度である6 Gbpsを超えることは出来ず、SSDの性能を制限していた。(以下略)https://ja.wikipedia.org/wiki/NVM_Express
なるほど...。
今回の目的は、パソコン廃棄の際に個人情報が漏れないようストレージの回収だったので、以下のように外しました。
これにて任務完了。NVM Express規格のSSDは外付けケースがあるみたいです。早速購入して外付けストレージにしたいと思います。
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