WiMAX2+を違約金払っても途中退会した3つの理由(不満)

2年くらい使ってきたWiMAX2+ですが、先ほど退会しました。

実は2022年1月で契約更新が来るのでそれまで待てば違約金を払う必要なかったのですが、いろいろ不満があり途中退会の判断をしました。

ちなみに契約していたのは「GMOとくとくBB」で当時最安値だったからです。ここのサービスが特段悪かったわけではありません。やめた理由はWiMAX全体に関わる話で、どこの会社を使っても同じ判断を下したでしょう。



どんなところが不満だったのか後世のために書き残しておきます。

対象エリアが限られている

まず、WiMAXの欠点として4Gに比べて対象エリアがまだまだ限られています。理由は短波長帯のため遮蔽物に弱いからです。

2+じゃなかった頃は地方の場合は海沿いや線路沿いのみしか繋がらないことが多く(少なくとも地方では)使い物になりませんでした。

それを考えると、2+になってかなり改善され多少の内陸であってもちゃんと繋がるようになりました。これがきっかけで僕は契約に踏み切ったのですが。

...が、やはり対象エリアは携帯に比べ限られてしまいますね。僕の実家では1階はダメで2階でようやく接続できるレベルです。地方でも県庁所在地なんですけどね。

改善されたとはいえ、対象エリアがまだまだ残念だし今以上に改善するのは難しいんじゃないかなと思います。

遮蔽のある場所で繋がらなくなる

対象エリアと似たような話ですが、車で移動中に突如繋がらなくなることがままあります。アップダウンの激しい土地柄ではこれが顕著で、高頻度で圏外になるのでストレスがたまります。

また対象区域でも室内はかなり厳しくなりますね。ルーターを窓の近くに置いておかないとダメです。もっとも初期では窓にルータをペタっと密着させてようやくつながったので、それよりはだいぶ改善されていますが。

車や電車で移動中に使う場合はアップダウンの激しい土地柄では厳しくなるし、山間に入ったらもうダメです。移動中は断続的な環境になることを覚悟する必要あります。

他のデータ通信速度が格段に早くなった

それでもWiMAXを契約した理由は、やはり通信速度の速さが大きい理由でしょう。LTE(4G)が登場するまでは。

3GとWiMAXとでは格段に後者のほうが速く快適なネット環境が得られました。モバイルでありながら有線並みの通信環境はなかなか感動的でした。

しかし、4G主流の今となってはその差が全然なく唯一のメリットが失われてしまったんです。

土地によってはWiMAXの速度が上回るかもしれません。調べたことないけど首都圏とかはWiMAXにとって良い環境なのかもしれませんが、地方では4Gの速度と変わりありません。

WiMAXは衰退するだろうね

...ということで、WiMAXの唯一のメリットである速度が4G登場とともにメリットでなくなった今、WiMAXを使う理由がなくなってしまったんですね。

違約金を支払うのが嫌だったので今まで使い続けてきましたが、毎月4000円を払い続けるより10000円の違約金で損切りした方が良いと判断した次第です。

代替え案として格安SIMのデータ通信契約を考えていますが、MNPは玉石混交なのでワイモバあたりを考えています。

WiMAXは今後衰退していくんだろうなと思います。