投資は怖いと思っているサラリーマンに教えたい投資の始め方



昔と違って今は個人で投資をする環境が整っていて、投資しないと結構な機会損失だと思うんですよね。しかしいまだ投資は怖いと思っている人が多くて、僕の会社の同僚も投資している人あんまりいないんですよね。


僕が20代の頃は証券会社に闇が多くて個人で投資なんて怖くてできなかったけど、僕の世代は特にその頃のイメージが強いのかもしれません。個人投資家を”ドブ”って呼ばれていたあの時代のイメージが...。


でも、今は正常化して個人投資の環境が整っているので、やらない方が損する時代です。


それでも投資デビューに躊躇する人のために「投資は怖いと思っているサラリーマンに教えたい投資の始め方」を書いていきたいと思います。


ステップ1 楽天ポイント投資

  • リスク: ☆☆☆☆☆(なし)
  • リターン:★☆☆☆☆
  • 難易度: ★☆☆☆☆

楽天カードのポイントを投資に回せるサービスです。ポイントを貯めたら消費に回さず投資に回すわけです。自分の財布が傷まないという点でリスクゼロと評価しました。

まったく投資をやったことなくて躊躇している人はぜひやったほうがいいですね。1銘柄100pt(100円)から買うことができます。(石油だけは10,000ptからだったかな。)

個別銘柄は利用できずあくまで投資信託のみです。それでもいろいろな銘柄があって、どうせ自分の財布が傷まないんだからと心理的負担がなく躊躇なくいろいろな商品を漁ることができるのが面白いです。

ちなみに今現在の僕の成績はこちら。コツコツやって今の時価総額12,794円で評価益は1,905円と10%を有に超えています。今は株価が絶好調ですからね。



明細はこちらです。やはり株式インデックスが強いです。コモディティはずっと前から悪いですね。プラスになったことは一度もないです。こんな感じで銘柄ごとの勝ち負けがわかり相場観を身につけることができるってわけです。



過去にはゴールドに大きく手を出しましたが上ブレして大きくプラスになった時に手仕舞いしました。そのお金で米国、日本などの株式を買ったら大当たり。

こんな感じで結構楽しめます。

楽しめるだけじゃなく相場観も見について投資への心理的ハードルが低くなっていくと思います。

ステップ2 SBIソーシャルレンディング

  • リスク: ★★☆☆☆
  • リターン:★☆☆☆☆
  • 難易度: ★☆☆☆☆
一時期流行ったソーシャルレンディングですが、会社によってハイリスク・ローリスク様々です。ソーシャルレンディングで注意が必要なのは貸し倒れです。その際にきちんと担保を撮っているかは貸し手の会社次第なところはあります。

僕は以前にそこそこ有名なソーシャルレンディング会社にお金を預けていましたが貸し倒れを喰らい元本回収までかなり時間がかかりました。そういうリスクがあるということをまず知っておきましょう。

その中でリスクを★2つと低めにしたのは、SBIソーシャルレンディングの存在があるからです。サブタイトル通りSBIソーシャルレンディング前提の評価となります。

今まで複数案件で述べ100万円近くを投資してきましたが一度も貸し倒れに遭ったことはありませんし、口コミを見ても一番信頼できる会社だと思います。

その代わり利益率は低めの3%前半。源泉徴収税を引くと3%を切る場合もあります。加えて繰り上げ返済の頻度が多いのでその分利益にも影響します。

これを儲けが小さいと見るか低リスクと見るかは人それぞれですが、初心者向けであることは確かだと思います。

こちらが今現在の僕の運用状況です。10万円預けて月々利息が入ってくるのですが、「回収元本」欄を見ての通りちょいちょい繰り上げ返済があります。繰り上げ返済の多さはSBIならでは。前出の貸し倒れを食らった会社では繰り上げ返済は一度もなかったです。



ステップ3 ロボアドバイザー

  • リスク: ★★☆☆☆
  • リターン:★★☆☆☆
  • 難易度: ★☆☆☆☆
ロボアドバイザーというのはAIが株式や債券を実際に売り買いしてくれるサービスで、ポートフォリオはすべてAIにお任せっきりです。

AI運用なんてなんだか危ないなと思うかもしれませんが、僕自身月1万円を積み立てて1年以上運用してきましたが好成績でしたね。

僕が運用していたのはウェルスナビというところで一時期アフィブロガー中心に取りざたされていました。

実際やってみて悪くないという印象です。2018年からはじめていい感じのところで2回手仕舞いしていますが2回ともプラスでした。

ちなみに僕は小遣いから月1万円程度の積み立てです。家計のメイン資金で運用するのはこういった新興サービスにはあまりおすすめできませんね。

ポイントは積立て投資であること。一括で大金をポンと預けるより月々積み立てていった方が手堅く儲けられます。まあ、これは投資信託全般に言えることですが。

ちなみに、投資ガチ勢からはあまり良い評判ではありません。それは利益率が低いというのが理由。しかし、投資ガチ勢は自分の力で投資で儲けている人たちなのでハイリスクハイリターン指向な人たちです。これから始める初心者はあまり彼らの言葉に引っ張られないようにした方が良いでしょう。

僕自身実際にやってみた感想としては、ロボアドバイザー(特にウェルスナビは)初心者向けという意味では悪くないと思っています。

ちなみに今は手仕舞いしているので実績画像はないのですが今年8月の時の実績は以下の通り。18万円投下して16,824円の利益となかなかの好成績でした。



この後すぐに一旦資金を引き上げました。中国景気や米国株に不穏な動きを感じたからなんですよね。結局その後も上昇したので失敗でしたが、まあ高利益で手仕舞いできたので良しとしましょう。

ステップ4 NISA口座で積立投資信託

  • リスク: ★★★☆☆
  • リターン:★★★☆☆
  • 難易度: ★★☆☆☆
さて、いよいよ本番です。ホンマモンの投資信託です。僕は家計のメイン資金をここで運用しています。

お近くの銀行の店舗に行ってNISA口座を開設しましょう。で、年120万円の非課税枠内で始めてみましょう。銀行で投資担当者が懇切丁寧に銘柄の説明をしてくれます。

地方銀行でOKです。どの銀行でも銘柄は野村證券のような日本のメジャーな会社が売り出している案件を選ぶことができるので、応対してくれる窓口がどこかってだけの話です。

ここでも重要なのは積立て投資であることです。※積立NISAのことではない。NISAと積立NISAはまた異なるものなので注意。前者のNISA枠で積立て投資するのがベスト。

僕は月10万円を積み立てていてもちろん現在10%超えのプラスです。



バランス型が利益率悪いのですが不況期に支えてくれるとの銀行側のアドバイスがありそのままにしています。現在5G銘柄に参戦すべきか検討中。

ステップ5 個別銘柄(僕はやっていない)

  • リスク: ★★★★☆
  • リターン:★★★★☆
  • 難易度: ★★★★☆
最後に個別銘柄への投資についてですが、サブタイトル通り僕はやっていません。やっていないので知識がないところで書きますが、個別銘柄で儲けられたら上級者と言って良いんじゃないかなと思います。

僕は手を出すつもりないですね。サラリーマンは上のステップ4まででいいんじゃないかとは思っています。

個別銘柄は個々の会社の命運で左右されるので、投資信託よりはハイリスクハイリターンです。会社の業績で爆上げする時もあれば、ライブドアのように紙くずになるリスクもあるわで。

株主優待があって魅力的ですがそれなりに情報をキャッチしておかないと怖いなとは思います。僕はたぶん一生やりません。


まとめ

ということで、投資は怖いと思っているサラリーマンに向けに投資の始め方について書きました。まあ一般サラリーマンはステップ4で止めておくのが無難ですね。

ホントの初心者はまずはしばらくステップ1の楽天ポイント投資で慣らし運転した方が良いでしょう。